こん◯◯は。美優香です。
先週、Applestoreから「MT4」と「MT5」のクライアントアプリが消え去りましたね。過去に購入(無料ですが)歴のあるアカウントについては再度のインストールができるようですが、一度も購入手続を取っていないアカウントについては、脱獄無しでの入手が不可能になりました。
本当に唐突のことだったので、Twitterはじめ、SNSやウェブ上でも様々な憶測が飛び交いました。
MT4、MT5の製造元メーカーがMetaQuotes(メタクオーツ)社というロシア発祥(現在はキプロス共和国に籍を置いているそうです)の企業であったことから、米国による対ロ制裁の一貫かもしれないという情報も流れました。
「ザイFX!」さんの記事によれば、現段階ではMetaQuotes(メタクオーツ)社からの正式な発表等はなく、正確な経緯はわからない状況が続いているとのこと。
おそらく今回は大丈夫だと思いますが、日本のシステムトレーダーの殆どが、「MT4」を利用して自動売買を行っている現状を考えると、少し恐怖を覚える事件なのかもしれません。
実際に私もMT4を使ってFXの自動売買を行っていて、他の変わりうる(オルタナティブな)手段は見つかっていないという現状があります。つまり、完全な「プラットフォーム依存」に陥っているということですね。とても宜しくないです。
もし急にMT4が使えなくなったら。。。私はプログラミングができないので、他の手段を見出すことは不可能に近いかもしれません。
敢えて言えば、裁量トレードの技術向上を日々怠らないようにしているので、これが救いになるかなと、思います。というか、これくらいしか救いはないですね💦
私がこういう事態に陥ったのは、実は今回が初めてではないんです。
大分前になりますが、FXを始める前、私は副業として輸入販売業を行っていました。主に腕時計や装飾品、アパレル等のグッズを、アメリカのECサイトである「eBay」や「Amazon.com」で買付け、これを主に「Amazon.jp」で日本人向けに販売していました。
事業は軌道に乗って、安定した収入が得られるようになったのですが。。。
その後、「eBay」による手数料の大幅値上げや、それに続くAmazonの提供するサービス「FBA(フルフィルメントバイアマゾン)」の利用手数料の大幅値上げにより、継続して事業で利益を得ることが難しくなりました。
このときは事業を完全撤退したのですが、後になって考えれば、販売主から直接買い受けたり等、予め他のプラットフォームを見つけておけば、事業は継続できたかもしれません。
「eBay」と「Amazon」という、大きなプラットフォームに完全に依存していたのが敗因でしたね。
このように、特定のプラットフォームに依存することの危うさ、危険性というのは思ったより大きなもので、常日頃からリスクヘッジの手段を考えておかなければいけないのかもしれません。
「MT4」「MT5」が明日なくなるのか、もしくは数年後もサービスが続いているのかわかりませんが💹
少なくとも、これに依存している状況からは、なんとかして脱しないといけないなと、改めて、思いました。今私にできるのは、裁量の比率を少しでも上げることですね。
長文お読みいただき、ありがとうございました。